楽習とは、「子どもにとってはエンタテインメントソフト、親にとっては学習ソフト」をコンセプトとする、娯楽性と教育性を融合させた学習方法です。子どもは遊ぶほどに学び、親は安心して子どもに与えることができる。そんな、親と子どもの両方が笑顔になる、新しい学びのコンセプトです。

ご好評をいただいている「ドラかず」、「ドラちえ」、「ドラえいご」に続く学びのソフトウェアとして、長年、小学館が子どもたちに送り届けてきた数々の知育教材をベースに、ドラえもんの世界観を取り入れて開発した、ニンテンドー３ＤＳ専用の「楽習（がくしゅう）ソフト」です。

「ドラもじ」はゲームの中に学習要素をふんだんに取り入れ、楽しみながら「正しく美しい文字」が書けるようになることを目指して開発されています。例えば、学習メニューのストーリーモードでは、町じゅうの文字を食べてしまう魔物の「字魔（じま）」に対して、文字を書いて攻撃します。書いた文字は「書き順の正しさ」や「とめ・はね・はらいの正しさ」で採点され、点数が高いほど攻撃力が高くなります。ゲームを楽しめば楽しむほど、正しい文字が身につく漢字学習ソフトなのです！

「ドラもじ」は正しい漢字の書き方を学習するソフトウェアです。ひらがな・カタカナはもちろん、小学校で習う【学習漢字１００６字】を対象として、「正しい書き順」と「とめ・はね・はらいの正しさ」を意識しながら、正しく美しい文字を書く練習をする。ということを学習コンセプトとしています。

また、バランスの取れた美しい文字を書くことができるように、書いた文字の字形に対しても評価を行い、よかった点や、さらに注意したい点についてもアドバイスします。

「ドラもじ」に収録されている「お手本文字」はすべて書写の先生による正しい手書きの文字を使っています。文字の特徴を強調したり、あるいはデザインを優先した、いわゆる創作文字ではありません。手書き文字の一画一画をデジタルデータにすることで、書き順、とめ、はね、はらいなど、正しく美しい文字を書くために必要な要素をわかりやすく表現しています。

ひらがな、カタカナ、小学校で習う学習漢字１００６字が出題されます。メインゲームのストーリーモードでは、あらかじめ設定された学年に応じて、その学年で習う漢字を中心に出題されます。

また「びもじれんしゅう」メニューでは、学年や読みを指定して漢字一覧表から任意の漢字を選んで学習することができます。自分の名前を美しく書けるように練習したり、不得意な漢字の練習、前学年に習った漢字の復習や、次学年で習う漢字の先取り学習にお使いいただけます。

タッチパネルにペンを使って操作します。文字を書くのもタッチパネルに直接書きます。

書き順の正しさ、文字のとめ、はね、はらいの正しさ、文字のバランスなどを点数化して評価します。評価された文字については、良かった点や注意したい点などを、添削結果として見ることができますので、プレイヤーは学習意欲を維持しながら漢字練習を続けていくことができます。

どこまでゲームを進めたか、どの漢字を何点でクリアできたかなど、ゲーム中に自動保存されます。クリアした漢字は「びもじれんしゅう」メニューから一覧表形式で見ることができますので、クリアしていない漢字を選んで練習することもできます。

「ドラもじ」は３つまでデータをセーブでき、それぞれの学習履歴や成績を記録することができます。ご家族や兄弟で、それぞれお楽しみいただけます。

成績保存は３プレイヤーまで可能ですが、プレイヤー１～３として登録します。名前は登録できません。プレイヤー１～３はそれぞれ個別に成績の記録を保存したり削除することができます。削除したプレイヤーの成績データは元には戻せませんので、削除する場合はご注意ください。

ゲーム中のＢＧＭ、ドラえもんやのび太の音声、キーやタッチ操作音は、ソフトウエアの設定メニューを使ってそれぞれ個別に音量調整することができます。全体の音量調整は、ニンテンドー３ＤＳ本体のＶＯＬＵＭＥつまみで調整してください。

幼児（年中）～小学生向けとして開発しています。また、大人の方でも十分楽しめる内容になっていますので、家族そろってお楽しみいただけます。

６歳以下の子どもが長時間３Ｄ映像を見続けると、目の成長に悪い影響を与える可能性があるとされています。「ドラもじ」は４歳以上を対象としているため、３Ｄ映像の表示を行っておりません。

詳しくは任天堂株式会社のＷｅｂサイトにある、以下のページをお読みください。
「ニンテンドー３ＤＳの３Ｄ映像（立体視）についてお伝えしたいこと」

書き順や画数や部分の筆跡も評価の対象としています。また、筆跡が残らなくてもタッチペンで画面の入力枠に軽くタッチした場合も一画と判断され、画数違いから減点対象と判断される場合があります。一画で書くべきところが二画になってしまった。二画で書くべきところを連続した一画で書いてしまった、まっすぐ書くべき画がゆがんでいるなど、見た目には同じに見えても細かなチェック基準により減点となってしまう場合があります。

お手本と自分の書いた文字を並べてアニメーション再生する機能を備えていますので、実際に比較して、書き順や画数、筆跡などを確認してみましょう。

ストーリーモードでは、まず学年を選択してゲームを始めます。それぞれの学年には６つのステージがあります。順にすべてのステージを進み、その学年で習う漢字をすべてクリアすると、その学年をマスターしたことになります。

まずは「ストーリー」から始めてください。一定の学習を終えると、自動的に「れんしゅう」ボタンがタッチできるようになります。また「れんしゅう」ボタンにタッチできるようになっても、「ストーリー」でボスバトルを一度もクリアしていなければ、次の画面の「ボスバトル」ボタンをタッチすることができません。

「魔物退治カケル」という漫画の主人公「文字カケル（もんじかける）」と、文字を食べて成長していく「字魔（じま）」という魔物が登場します。

「ドラもじ」はつぎつぎに現れる字魔と、ひらがなや漢字を書いて対決します。書いた字は書き順、字形、とめ・はね・はらいの正確さにより点数化され、その点数が字魔への攻撃力となります。正しい漢字を書いて字魔を倒していくことでゲームを進めていくことができます。

「ドラもじ」を進めていくと、さまざまなイベントに出合います。字魔との対決シーンにおいても特別な力を持つ字魔が現れたり、あるテーマにそった漢字を答えるとボーナス得点が獲得できたり、さまざまな仕掛けが施してありますのでお子さんを飽きさせません。また、特別な漢字をクリアするともらえる「ひみつ道具」を使って物語を進めたり、達成度に応じてトロフィーが与えられるなど、学習意欲を継続させる仕組みを取り入れています。

また、書いた漢字は点数化されるだけでなく、字形やバランスをチェックして添削します。この添削結果は良い点も、注意したい点も指摘します。字が上達していくにつれて良い点が増えて行くことで、どんどんおもしろいと感じていただけるように構成しています。

書写の先生が書いたお手本の字を使った書き順アニメーションにより、正しい書き順で漢字を自習することができますのでご安心ください。また、お手本の字が画面上に薄く下書きとして表示されます。お手本の上からなぞり書きをすることで、バランスのとれた文字を書く練習になります。自信がついたら、なぞり書き用の下書きを消してチャレンジすることもできます。

ひみつ道具とトロフィーを集めることができます。特定の字をクリアすると、その字と関連したひみつ道具が取得できます。また、ボスバトルで高得点を取得したり学習が進んでいけば、それに応じたトロフィーが贈られます。

始めから終わりまでは、たくさんのステージで構成されています。ひとつひとつのステージをクリアしていき、最終ステージをクリアするとエンディングです。

エンディングは、がんばって最終ワールドをクリアした後のお楽しみにしておきましょう。

ストーリーは終了ですが、これまでにクリアしたステージに再挑戦することができます。もう一度チャレンジしたいステージへ入ってプレイを楽しんだり、これまでに学習した漢字を復習することもできます。

ゲームの中に配置されているひみつ道具は７７種類あります。コレクションでは、ひみつ道具とそれを取得するためにクリアすべき字を明記しています。ひみつ道具コレクションを完成するころには、漢字がしっかりと身についていることでしょう。

「びもじれんしゅう」メニューの文字一覧表で、クリアした字が確認できます。また、クリアしたそれぞれの漢字について、クリアしたときの得点が確認できます。

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